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売り買いメニュー

MARKETマーケット概況

*社告 「夏季休暇のお知らせ」

2024年7月17日(水)13時30分

 日頃よりご利用いただきありがとうございます。当社では、夏季休暇の期間は令和6年8月14日(水)より令和6年8月15日(木)までとさせていただきます。ご不便をお掛け致しますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

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*告知 「インボイス制度導入による「適格請求書(写)」の交付について」

2023年11月17日(木)13時55分

 売買を仲介している弊社は、契約時に買い人様に交付する《スピード決済システム振込依頼書【仮請求書】》の写しを、納品後売り人様宛「適格請求書(写)」として交付する事となりました。売り人様は内容をご確認の上、税務上7年間の保管をお願い致します。
※この本書は請求書ではございませんので、お間違いのないようお願い致します。






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*最新稿 「相場動かず」

2024年7月26日(金)14時20分

 相変わらず売玉が少なく、7月始めと比較しても相場の変動は小さい。関東産コシヒカリは相場26,000円台と依然として高値で推移しており、とちぎの星、ふさこがね等の関東産B銘柄も24,000円台での取引が散見される。7月も終わりに差し掛かり6年産の動向を待つ人が増えているが、5年産の需要もまだ続きそうである。(東京本社発信)

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「小ロット中心の商い」

2024年7月25日(木)16時15分

 16,000~17,500円台の中米・調整規格外クラスに継続的な引き合いがあり、売り玉が出れば速やかに商談に結びついているが、売り玉不足から商いは膨らまない状況。在庫処分の小口の売りが増え、買いも新米までのつなぎの補充買いが主体となっており、小ロットの商いが中心となっている。(東北支社発信)

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「新米、現物売り玉は聞かれず」

2024年7月24日(水)16時45分

 西日本早期米がスタートした。宮崎産コシヒカリは、地域によりけりだが例年に比べ収量が悪そうだと聞かれる。系統筋からも割り当て、玄米販売の調整が聞かれ、消費地卸もいつも以上に振り分けに慎重な様子。5年産玄米の現状から、今年は6年産早期米にも関心は高い様子だが、元数が少ない中、新規商談はなかなか追いつかない状況。価格帯は相場というより現物優先。産地置き場21,000円台~23,000円台と幅が広く、現物が出てきたときの価格帯で判断となりそうだ。(大阪支社発信)

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「需要に追いつかず」

2024年7月22日(月)13時30分

 6年産の声もそろそろ聞こえつつある中、まだまだ5年産の品薄に追いつかず高値が続いている。8月納期に合わせた需要もあり一部でスポット玉が少ないながら飛び回ってはいるが、全体的には見合わせの動きも多くなってきて相当に鈍い。合わせて6年産の値動きにも相当警戒している様子だが、その答えもまもなく出るだろう。(東京本社発信)

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「小ロットの売りものばかりに」

2024年7月19日(金)9時30分

 売り物は変わらず少なく、少量か、あるいはそれらを集めた複数銘柄で100俵程度にしての売り打診が目立って増えている。それぞれの銘柄が単品としてまとまった数量があればそれなりに高値が通るが、ここに来て買い手も何でもいいという訳ではなくなったのでこういう形では意外と売れにくい。(大阪支社発信)

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「相変わらずの売り玉減が続く」

2024年7月18日(木)9時30分

 白米納入業者の苦労は半端ではない。量販店の棚も欠品がみられる。売り物が出たとしても、相場ではなく相対となっている。7月半ばを過ぎても現状は変わらない。今は、6年産の話でもちきりである。今の所天候もよく朝晩も気温が下がって良い状態だが、問題は8月の気温次第といったところである。正味も良いコメが例年並みに採れることを願うのみである。(札幌支局)

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「高値見送り」

2024年7月17日(水)12時00分

 市中は売り玉減で高値で推移している。相場は秋田産あきたこまち、宮城産ひとめぼれ、山形産はえぬき、福島産コシヒカリ等、産地置場 25,000円~26,000円台。東北産新米出荷までまだ2ケ月以上あり、主要銘柄米への買い引き合いは強いが、必需買いに終始し、高値玉は見送られている。(東北支社発信)

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「いつまで続くか関東コシの高止まり」

2024年7月12日(金)13時30分

 売りの少ないなか買い声が続き、置場26000円絡みと高止まりが続いている関東産コシヒカリだが、新米の出回り始めは8月末頃が通例。本年産の生育は早めに推移しているとのことだが、それでもひと月以上先のはなし。その手前には新米の九州・四国産早期米や千葉産ふさおとめ・ふさこがね、茨城産あきたこまちなどの出回りがあり、価格の居所も気になるところだ。いつ下がってもおかしくないものの、必要であれば買わざるを得ないのも事実。そのターニングポイントはいつになるのだろうか?(東京本社発信)

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【市中聞き齧り】「5年産の民間在庫は本当に少ないのか?」

2024年7月11日(木)13時00分

 各地の話を聞くところによると「猛暑で高温障害などの被害は避けられないが、収量については減収の憂き目には遭わないだろう」とのことだった。また「年季明け」をした餌米については「主食用として出荷する」という生産者さんがかなり増えているとのこと。6年産については概算金も(庭先)買取り価格も大幅に値上がりはするのだが、平年作レベルの収量があったとして、さらに実は津々浦々に「5年産の在庫や契約枠」を温存しているのであれば、出来秋早々に「直近で必要不可欠」なアイテムには買いは入るだろうが、やがて買いは失速するのではないか?ともいう。一般地方各紙による「不穏当」な報道で小筆のように地方にいる身でも近くの知り合いから「安売り店からコメが消えている」あるいは「親子二人住まいだがネットで8キロ買った」など。(笑) いまの高値はそのような刹那的で稚拙な買いによって支えられている。まじかに迫った出来秋となって「コメはほどほどにある」ことが知れれば実需のユーザーさんらは手のひらを反して「値引き」を出だすことだろう。(夷)

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「続く必需買いでジリ高傾向」

2024年7月10日(水)9時30分

 東北産の売り玉は先週と変わらず市場には少ない。その様な状況からか銘柄間での価格差はほとんど無い。また高値の売り玉に対して急がず価格の動きを様子見していた買い手もいるが、必需買いで拾われていく状況は続いているため、一時期下げた相場も元に戻す形で市場はジリ高傾向となっている。(東北支社発信)

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「相変わらずの市場」

2024年7月8日(月)17時00分

 西日本産、高値が通るのは特定銘柄のヒノヒカリ・きぬむすめなど。欲しい銘柄の中心。消費地からの在庫玉が若干案内はあるが売り人によっても価格にバラツキが有り24.500円~25,500円着での商いが見られる。今月末頃には南九州産新米の声も聞こえてくる予定だが思うように市場に出てくるかは不透明。引き続き5年産の買い声は続きそう。(大阪支社発信)

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「新潟コシヒカリは上値で物色」

2024年7月5日(金)17時30分

 各銘柄上値追いが止まってきている中、新潟コシヒカリは市中の出物が少ないため2等置場27,000円がらみの上値で物色もみられる。出物が少ないため少ロットでの取引が中心だが依然として精米需要が伸びており手当てが続きそうな様子。(東京本社発信)

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「売り少なく相場は高値維持」

2024年7月3日(金)17時30分

 7月に入り売り玉は更に減少し、相場も一時の下げより値を戻し高値を維持している。売り打診は在庫整理の様子で小ロットも多いが、買い気も新米までのつなぎで丁度いいようだ。ここへきて裾物の取引も低調に。売りも少ないが買いも高値は見送りに。7月後半の九州新米、8月の関東新米を睨んで、この5年産の高値玉の先行きは不透明だ。(東北支社発信)

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「必須銘柄、強弱混在で上値は重いか」

2024年7月3日(水)17時30分

 出回りの薄さからこれまで地場近郊の必須銘柄を求める買い手は、上値に手を出す傾向だったが超早期米の出回りを控え上値追いがより限定的となりつつあるようだ。一部アイテムの終売も視野に上値見送りを決め込み、今月から出回る南九州・四国産の超早期米の取り組みの拡大を計画する向きも。必需の買い指値は、佐賀産さがびより1等基準、置場23,000円など。(大阪支社発信)

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「西日本産銘柄に、物色の声」

2024年6月28日(金)9時50分

 西日本銘柄はもともと売り玉が限られる中、新米までの数日、数か月を終了させるのか、価格は別として追加購入するのか、それぞれの事情とタイミングで相場観も違う。九州産ヒノヒカリ2等で産地指定であれば九州着24,000~25,000円。西日本産きぬむすめ1・2等で近畿着24,000円までの物色が聞かれた。もち米はヒヨクモチ指定の買い声。佐賀、熊本産あたりは売り玉も薄く、検査2等で置場17,000円がらみまでの物色のようだが、今時点では売り玉も価格帯も厳しい状況。(大阪支社発信)

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「東北市場は閑散」

2024年6月27日(木)15時00分

 関東玉の暴落に引きずられ軟調に転じていた検査玉だが、売り玉の不足感から必須銘柄を中心に上伸傾向。半面、裾物は引き続き弱含みの様相で、買い指値に沿う格好での商談が主体となっている。売り・買い声ともに細く、市中は閑散としている。(東北支社発信)

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「茨城コシヒカリ下げムード一転再び大台乗せ」

2024年6月27日(木)11時20分

 5月末より6月上旬で一気に値段を下げた茨城コシヒカリであったが21,000円置場にて一転 買い注文が殺到した。今年度初の下げ相場ということもありどこまで下げるのか注目が集まったが 買い注文に応えられるほどのボリュームもなく1週間と経たず反発、底は浅いと確信した消費筋からの 買い注文も入りあっという間に25,000円台へと価格を戻した。(東京本社発信)

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「当用買いに終始」

2024年6月19日(水)12時00分

 下げ基調の相場に変わりはないが、大幅な値下げ玉も見受けられず、市中は当用買いに終始している。市場に出回る量が少ない山形産つや姫には買い引き合いは多く、秋田産あきたこまち1等 置場24,000円以下、宮城産ひとめぼれ、山形産はえぬきに 置場 22,000円前後の買いは継続している。(東北支社発信)

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「下げ相場から上げ基調」

2024年6月18日(火)17時00分

 下げ相場から一変し、先週末より市場の売り玉は減り、相場も上げ基調。特に関東産コシヒカリに至っては、先週前半は産地置場21,000円絡みも現状は同22,000円以上の取引が散見されている。全体的に売り玉は少なく、価格も持ち直している。新米が出来るまでのあと2か月、もう一波乱あるのかも。(東京本社発信)

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「徐々に値戻しへ」

2024年6月18日(火)17時00分

 先週は相場が急落した。関東ではコシヒカリを初め売り抜けようと価格を下げた物がたくさん出たが、それらが買われると次が続かず、今週は徐々に価格も回復傾向にあり、下げたり戻したりと激しい値動きを見せた。しかし西日本では元々、売り物が少なく単発なので、他銘柄と比べていくらというより銘柄そのものの価格を維持しているため値動きはそれ程はなかった。(大阪支社発信)

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「関東・福島産コシヒカリの4~5年産取引の実績集計」

2024年6月14日(金)11時00分

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「売り手市場は終焉を迎えたようだ」

2024年6月11日(火)17時00分

 先週から関東。東北産の下げが始まった。売り玉も増えている。今までのような価格は全く通用しない。道産米も同じである。置き場限りなく20,000円に近づいている。売り玉が豊富にあるわけではないが、高値相場も限界にきた。すでに6年産に向け価格の居所探りが始まっている。売り人は様子を見るより早めに手放したほうが賢明であるかもしれない。あまり欲をかきすぎるとろくなことにはならないのは世の常である。(札幌支局発信)

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「下げ相場で買い手は様子見」

2024年6月11日(火)17時00分

 急激な下げ相場から始まった6月も中旬に差し掛かろうとしているが、状況は先週より変わらず下げ基調での市場となっている。まだ関東産ほどではないとはいえ追随する形で東北産の売り玉も徐々に市場で散見され始めたが、先月までの売り玉が出たら価格よりまずは商品確保といった動きから一転して、買い手は急ぐ動きはなく様子見が続いている。(東北支社発信)

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「西日本産指定銘柄は高値」

2024年6月11日(火)14時30分

 西日本産は売り声が少なかったが消費地からの売り物が中心で小ロットを含め複数の案内。現状、東に比べ下げ幅が少なく指定銘柄だときぬむすめ・ヒノヒカリは下げ幅が少なく置き場23,500~24,500円と高値での商い。コシヒカリやあきたこまちは東日本産がメニューも豊富、大幅に値下げしたため売り手から買い手市場に、買い手も急な値下がりに様子見の状態。(大阪支社発信)

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【市中聞き齧り】「いまだ還暦にとどかぬ小僧」

2024年6月11日(火)13時10分

 昨日に九州の小売店さんと話をしていて「ヒノヒカリはいくらまで下がるかね~?」と問われたので「ひとまずは社長が買っても算盤に合うと感じる価格までではないですか?」とはぐらかした。しかしその社長なりに相応の思案があって「取りあえずは着値18,000円までかな~?」との返答だった。これにはそれなりの思惑があるだろう。まずは精米としてのコストは言うまでもないが、おそらくは新米の早期米のコシヒカリが九州圏で16,000円まで。高くても17,000円ほどではないか?と踏んでいるのだ。我ながら「身のほどを知る」とはこのことで。小筆はいまだ還暦にとどかぬ小僧なのだ。(夷)

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「急暴落止まらず」

2024年6月10日(月)9時30分

 市場の急な値動きが始まった。先週後半には1~2日で3000円以上の下落幅になり、まだまだ止まらない。産地・銘柄など問わず全国的に急な状況の変化で売り玉があふれにあふれたが、一方買い玉はと言うとしばらく見送りとする動きで相当に鈍った。それもこれも一時的に値を吊り上げすぎたこともひとつあるのだろう、一気に落ちても不思議はない。この異常とも言える価格の振り幅で、振り返ればこの5~6月は激動だった。どの辺りに落ち着くのか、落としどころはどこなのか。(東京本社発信)

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「市場は一変し下げ基調へ」

2024年6月7日(金)9時40分

 急騰した相場は急落の憂き目にあうのか、6月に入り上げ基調から一転、買い手の様子見で下げ基調へと状況は一変した。ただし4月あたりの相場へ戻したわけでもなく、関東コシのように上げすぎた玉ほど下げていて、他は売り手も500~1000円の下げで手探りでの売り打診。買いの需要がある一部銘柄米では依然高値での商談も散見されるが、買い指値に応じる柔軟姿勢は出てきている。一方裾物はすでに上げ基調は過ぎていて、高値の玉は見送られているが、値頃な玉は荷捌きはいい。全般的になんでも拾っていくような市場から、必要な玉を小ロットでも手当てしていくような当用買い中心へ移行。(東北支社発信)

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「選別色強く必需、不足感解消せず」

2024年6月5日(水)17時00分

 西日本でも精米予定の余剰分が市場に染み出て、一時期より売り荷は多くなっている。地合いの強さから上値歓迎売りの少なからずが、B銘柄で検査2等基準23,000円後半から24,000円台乗せ狙い。業務用途を中心とした消費回復が進む中、手持ち在庫に不安を感じる向きが上値に手を伸ばす場面も散見。成約例としては、富山産コシ1等 近畿着25,400円など。銘柄によっては新米切り替えまでの不足感は解消されず、家庭用向けを主とした必需では上値に伸びる代替産地は模様眺めを決め込むなど選別色が強まっている。(大阪支社発信)

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「ひとまず踊り場か」

2024年6月4日(火)17時00分

 先週までの勢いに陰りが見えてきたようだ。先週半ばに2万6千円台乗せが拾われた関東産コシヒカリだったが、週明けの商談は2万5千円台が中心。これが単に月替わりの様子見なのか、あるいは6年産までの手当てに目途がついた買い手が多いのかの判断はもう少し時間が必要か。いずれにしても、昨年の出来秋から右肩上がりに上げ続けてきた相場が、ひとまず踊り場に辿り着いたようだ。(東京本社発信)

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「この違和感は風習なのか?」

2024年6月4日(火)14時10分

 本日は函館からの発信です。諸般あっての赴任で早くも2ヶ月となりました。実を云うとここ函館は小筆の故郷です。さて、では少しだけ面白いお話をしましょう。まず、こちらのスーパーには、北海道産米ではない精米はほとんど売ってはいません。「米屋のはしくれ」である小筆にとっては失礼ながらも「つまらないブース」です。つまりいくつもの納入業者さんが凌(しの)いで数多(あまた)ある産地自慢の銘柄が犇(ひし)めく「提案型のコメ売り場ではない」ということです。さらに業務用も然りです。「〇野家さん」のレジ前には燦然と「北海道産米を使用しています」とのエンブレムが貼ってあります。確かに道民の道産米の消費率は格段です。しかし先般に会津喜多方産のコシヒカリを玄米で申し受け、親類縁者に精米で配ったところ「コシヒカリ?食べたことがない。美味しいの?」と言われて唖然としました。いわんやコシでもこまちでも、ひとめでもヒノでも良いのです。米屋が小売店である所以(ゆえん)は、お客さまに選択肢を提案すること。そう・・昔々に会津産のササニシキを定期的にコンテナ1基ずつ買ってくださっていた道央のお客さまがいました。そして内地(そちらの)で梅雨が始まるころには決まって「コシヒカリを20俵だけ混載すること」との注文。理由は「ササは梅雨を越すと味が格段に落ちるからコシを少しだけブレンドして味を整えるんだよ」と。これが米屋です。(函館支局発信)

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「西日本は、西の相場観」

2024年5月29日(水)16時30分

 東日本玉が堅調な中、西日本玉は売り玉が少ない中でも、買い気配の上限は(産地・銘柄にもよりけり)、近畿~九州着22,000~23,000円がらみまで。市場にフリー玉として出回りは薄いが、九州産B銘柄検査2等、九州着22,000~500着がらみ、ひとめぼれ、あきたこまち等は西日本消費地倉庫より、西日本産、東北・関東産を含め、スポットででれば、近畿~九州着23,000~24,500円がらみの小商い。(大阪支社発信)

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「買い気強く堅調」

2024年5月28日(火)16時40分

 市中相場は相変わらず上げ基調、残払い玉は出やすくなったが高値では模様眺めも増えてはいる。しかし地合いは緩むことはなく、一部の必需買いなどで堅調な値動きが続いている。関東・東北産コシヒカリが置場26,000円台に乗せ、ひとめぼれが同25,500円前後まで拾われた。その他全般に買い意欲も旺盛で相場の過熱感はなかなか収まらない。(東京本社発信)

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「裾物の動きに変化」

2024年5月28日(火)14時30分

 依然として売り玉のタイトな状況が続き、相場は上伸。在庫の調整売りや端数の処分売りも例年とは異なり高唱えとなっており、緩和材料とはならない厳しい状況が続いている。一方で、ある程度の目処が立ったとの声も聞かれ始めた裾物は、高値玉が見送られるケースも散見されるなど買い手のスタンスが変化している。(東北支社発信)

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「道産米相場の天井はいくら?」

2024年5月24日(金)17時00分

 売り玉激減の中、相場はあってないような状況が続いている。売り手市場そのものである。買手が提示された価格で買うか、買わないか又は買わざるを得ないかだけである。6年産に向け本州からJA詣でが多いと聞いている。最近は業者に取引のないバイヤー等から電話がくるそうです。業務用はかなりの厳しさになっているのは全国同じであろう。個人経営の店は量販店から米を買う事態になっているようである。(札幌支局発信)

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「コシが不足」

2024年5月22日(水)17時00分

 西日本ではコシヒカリの売り物が少なく買い声が増えている。例年なら比較的安価な関東産コシを持ってくるところだが5年産は関東産の値上りが激しく置場24,000円台+運賃では合わないので地元や近県産を物色するものの十分な量の買付けは困難、「量販店のコメ売り場もコシが減ってきている」と末端の品揃えにも影響が出ているとの話も少し前から聞かれるようになった。(大阪支社発信)

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「関東産コシヒカリ25,000円まで成約」

2024年5月22日(水)15時30分

 関東コシヒカリ1等置場25,000円の成約もあり依然として上伸傾向。しかし先週と比べて商談スピードは鈍化しており売り唱えは高いものの手当できていなかった銘柄の成約ケースも増えてきた。実需側も量販店への提案のため複数台まとまる荷物を探しているがさすがに採算が合わず断念するケースが多いとのこと。(東京本社発信)

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【市中聞き齧り】「兎に角は、伸るか反るかと同じ意味」

2024年5月21日(火)17時30分

 早期米産地の集荷筋に多くの買い打診が入っているとのことで、いうまでもなく6年産への予約注文である。概ね「兎にも角にも一番に出荷できる荷物が欲しい。価格は問わない」とのことらしい。確かに産地の集荷さんとしては無下な対応はしない。だから小筆が敢えて代弁するがそれこそ産地にとっては「迷惑千万」である。生産者さんらが少しでも上値の集荷に期待をかけるのはあたりまえのことだが、一方で米屋なりの算盤は知らぬこと。何処の産地にでもいる「おっちょこちょい」が先渡しで「いつ渡しでいくらの注文を貰った」と上値を吹聴すれば、その噺(はなし)は燎原の火のごとく産地を席巻して、いらぬ思惑だけで庭先は跳ね上がる。因みに「兎に角」の語源は「兎角亀毛」というものらしい。兎には角はなく、亀の甲羅には毛は生えてはいない。確かに成約価格はそこにはあるが、すでに米屋の算段には及ばず。(夷)

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「急騰した市中に買い控えの動き」

2024年5月21日(火)15時20分

 相変わらず売り玉は少なく、相場は高値で推移している。東北産主要銘柄米も関東産コシヒカリに追従するかのように秋田産あきたこまち、山形産はえぬき、福島中通コシヒカリ等、産地置場24,000円台に続伸。既に採算割れの状況に、買い控えの動きが強まってきているのが現状である。(東北支社発信)

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「売り物待ちの東北産」

2024年5月15日(水)16時00分

 ゴールデンウィークも明けて一週間経過したが、変わらず売り玉の少ない市場が続いており、成約価格も毎週上値が更新されている。福島中通り産コシヒカリ1等置場23,500円、宮城産ひとめぼれ1等置場22,000円も見受けられ秋田産あきたこまちに関しては1等置場24,000円に限りなく近い。また東北産のほぼ全銘柄に関して売り物の出待ち状態のため、検討してるとすぐ他の買い手に即決で拾われてしまうほど荷動きは早い。(東北支社発信)

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「品薄手当に苦労」

2024年5月14日(火)15時40分

 価格に随分温度差があった東日本と西日本だが、以前に比べ価格差が縮まった様子。西ではコシヒカリもB銘柄も高値追いは見られなかったが、ここに来てコシヒカリ置き場22,000円B銘柄21,000円と関東産とはまだ差があるものの問い合わせは増えつつ成約にも至っている。今後は特にコシヒカリ・あきたこまちは欲しいところだが、依然売り物は少なく手当には苦戦が続きそう。(大阪支社発信)

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「上値更新止まらず」

2024年5月14日(火)10時00分

 まだまだ市場の高騰が続き、日々上値の更新が止まらない。誤解を恐れずに言うなら、一時でも躊躇すれば翌日にはその価格ではもう手に入らない状況である。売り玉は変わらず薄い状況が続いており、産地・銘柄など問わず23,000円~の売り唱えが聞こえてきてはいるが、一方で買い指値はと言うとそこまでついてこれてはなく~20,000円位でとの声が多いようで、あきらめの様子も伺える。それでもこのような状況はまだ続き、さらなる上値高騰もあるのかもしれない。(東京本社発信)

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「原料白の供給は一段落、そして余った原料の行方は?」

2024年5月13日(月)15時40分

 大手あるいは準大手のくず米搗精筋からの各メーカーへの納入については、数量的にはほぼ折り合いがついた模様。ここまではくず米そのものの発生不足により、納入義務を負う同筋においては、酒類、米菓、味噌のメーカーへの赤字納入が常態化しており納める分だけ損が膨らんでいた。一方でメーカー側としても原料白の仕入については加工用、外米で調達へのシフトを余儀なくされたという一面がある。現状ではくず米搗精業者のなかには、足りなかったはずの原料白を中白米として仕立て直して市中に売りに出すところが増えている。しかしながら売り指値は高い。当社の成約範ちゅうでも主食ブレンド用途では着値240円が損益の分岐点だが、当社では同290円までの成約は確認されているが、それとて業務用途としても対売価では赤字である。これから以降の展開は、欠品、納入不能になりつつある業務用途の買いが何処まで我慢できるのか?一方で高い原料を抱えたくず米搗精筋の余剰の処分が何処まで進むのかが焦点となる。(函館支局発信)

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【市中聞き齧り】「竹刀の鍔は互いの間合いをはかるもの」

2024年5月13日(月)11時40分

 市中の高騰はスーパー等の販売現場にも支障をきたしている。納入は在庫や仕入枠を睨みながらのことであって、その注文がジワリジワリと増えたことで「余裕がなくなった」あるいは「出来秋までの納入が不可能になった」が頻発。売れているだけにバイヤーさんには「納入枠はこれしかありません」は通用しない。さらにブースを共有する競合他社が脱落すれば、それを埋めなくてはならずまさに状況は「八方塞がり」だ。さて、近々に聞いた話。そのような鍔迫り合いで、納入枠の維持を前提とするバイヤーさんが苦し紛れに言い出したのは「納入価格すなわち店頭価格の値上げで販売進捗を抑えましょう」というもの。少なくとも小筆の取材では2例あった。抱えている状況は皆に同じなだけに、少なくとも小筆のお客さまには大いに頷けることらしい。そのためには「最低のこととして商圏内の各々のスーパーさんらの売価はリサーチしなくちゃダメだよね」とのこと。(夷)

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「道産米売り玉あれば小ロットでもお声かけ下さい」

2024年5月10日(金)15時40分

 月を追うごとに売り玉が減少している。ゴールデンウイーク明け更に厳しい状況にある。多く聞かれる声は出来秋迄在庫が持たないという近年にない事態になっている。5年産は売手市場、買手は価格交渉などできない。相場があってないようなものである。(札幌支局発信)

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「売り玉少なく高値続く」

2024年5月9日(木)11時50分

 連休前より高騰を続けてきた市場だが、連休明け後も売り打診少なく高値が続いている。相場がたつほどの売りメニューのボリュームはなく、言い値に対し応じるかどうかという商談状況。銘柄問わず売り玉出れば荷捌きは早い。一方裾物も今年は出来秋より不足感があり高値で推移している。ただし色下や砕米クラスで200円超は見送られるケースも散見されており、140~180円位までのサンプル商談となっている。中白米も300円を超えると買い手の触手は鈍い。中米は1万4500円~5000円、調整規格外で1万6500円~7000円前半くらいが成約に。こちらもサンプル次第だが極端な高値玉は見送られるケースもある。(東北支社発信)

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「必需の買い、上値提示も」

2024年5月8日(水)16時10分

 西日本でも上値歓迎売りが見られるようになった。例えば、岡山産ヒノヒカリ1等、置場21,000円の売り唱えなど。すると輸送コストを踏まえた代替物色や、必需筋からの問い合わせが入る場面も散見。安定供給の為必須銘柄の在庫積み上げをせざるを得ない向きの中には、買い手側が上値を試す買い声を上げることも。買い指値は福岡産夢つくし2等、置場21,000円など。(大阪支社発信)

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「連休明け市中の動き」

2024年5月8日(水)10時00分

 今年のGWは最大10連休と多くの方が外出され、歴史的な円安により訪日観光客も大幅に増加。外食産業も多いに賑わったと聞いています。その中で気になる米の動きですが例年になく市中出回り玉が少なくこちらも歴史的な価格高騰となりました。特に深刻なのは消費地において「米を買いたいが買えない」「なんでもいいので米を回してほしい」と深刻な声が聞こえております。弊社の売りメニューも歴史的な本数の少なさに半ば諦めモードが漂っており久々の関東コシの商談も23,000円以上の売り唱えながら即成約と非常に速いテンポで商談が成立しました。(東京本社発信)

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「加州産精米、現物の物色」

2024年5月1日(水)11時20分

 カルローズ精米(加州産中粒種)の現物に買いが聞かれる。以前、近畿置場235~240円/㌔がらみで若干のフリー玉を拾えた新規実需筋のリピート買いが聞かれるが、同価格帯での物色は厳しい状況。国産米高騰により外国産米の需要が増えだしたのと、外国産米実需者は入札申し込みが基本の為、フリー玉は状況に応じて売り玉が出る程度。現状、置場260~265円/㌔がらみのスポット売りがでれば、納期次第で商いが見られる模様。(大阪支社発信)

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「選んでいられない」

2024年4月24日(水)10時00分

 西日本産玉は出回りが極端に少なく買い手からの注文も必需銘柄指定の他には「安いもの」「〇〇〇円までのもの」だったのが、近頃は「検査・未検問わず何でもいいので売り物があればとりあえず教えて欲しい」に変わってきた。当然、価格等条件が合わなければ買わないので実際はもちろん「何でもいい」というわけではないのだが、その表現は近隣周辺での売り物がいよいよ見当たらなくなってきていることの現れか。(大阪支社発信)

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【市中聞き齧り】「矜持なくして米屋の算盤はあり得ない」

2024年4月23日(火)10時30分

 最近になって頻繁に耳にする話。スーパーのブースを挟んで競合する同業者が納入から脱落し欠品にいたって「他の同業者がその分の穴埋めをバイヤーに求められる」とのこと。また全く付き合いのなかった準大手のスーパーから納入の打診が入る。この状況ではいずれにしろ「ご丁寧にお断りするしかない」とのことだった。既存だからこそ納入先様への欠品は「無い袖は振れない」とはいえ「納入義務を負う」米屋の信条としては並大抵なことではないだろう。そしてそれは「明日の我が身」でもある。(夷)

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「関東コシは出来値の云々ではなく売り物がない」

2024年4月18日(木)10時25分

 関東産コシヒカリは茨城産が1等置場19,600~700円、栃木産が同19,500円までの成約だが売り物がさらに少なく、産地集荷サイドの在庫にはすでに余裕がないと判断するべき。千葉産に至っては今週に入ってから売り物がないために成約すらない。また未検もすでに枯渇している模様で、仮に出ても置場19,000円に近い値が付くと思われる。 関東雑系・Bクラスも検査・未検ともに売り物がほぼ出回らない状況。居所的には検査で1.2等を問わず置場19,000円がらみか?一方で未検には置場18,500円の買い指値が入っている。(東京本社発信)

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「西日本と東日本に温度差」

2024年4月17日(水)11時50分

 西日本と東日本では取引価格に温度差があるようだ。関東では通り相場の置き場19,500円のコシヒカリ18,500円のB銘柄には西はあまり手を出さない状況。しかしヒノヒカリなど指定銘柄に関しては九州からの買いが複数あり熊本産2等で置き場18,800円まで成立された。(大阪支社発信)  

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「代替物色では、上値見送りや模様眺めも」

2024年4月10日(水)10時20分

 銘柄によっては供給不足は確定で末端販売消化進度が速いことから、いまの販売分がなくなれば終売せざるを得ない向きも少なくないと伝わる。市中取引では売り荷が少ないなか、これまでは終売後の代替玉確保のため抵抗感を示しながらも上値に手を伸ばす場面が多くあった。西日本でも置場換算16,000円台に補充される売り荷は買い漁られ、上値歓迎売りも少なく17,000円台から銘柄によっては18,000円台乗せをうかがう展開。こうなると代替玉を探し求める向きでは見送りや模様眺めを決め込む場面もあり、これまでのような上値追随は限定的となってきた。(大阪支社発信)  

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「西日本市場は閑散」

2024年3月22日(金)12時10分

 西日本産は産地からの売り声はほとんどなく驚くほど市場は閑散としている。例年この時期になると気温上昇とともに換金玉や倉庫事情から荷物は少なからず出てきていたが、産地に問い合わせるも反対に買い注文を頼まれる。現状はかなり厳しく消費地からの余力玉をお願いして案内してもらっている状態。(大阪支社発信)  

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「まっしぐらも関東着値17,000円超える」

2024年3月19日(火)15時15分

 青森産まっしぐらは1等置場16,500~700円の成約となり、関東着値17,000円からの商談となっている。買いも少ないがそれ以上に売り物も少なくここまでじり高が続いてきた。産地サイドからは自社の精米分を睨みつつ出荷をするレベルでまとまった数量はほぼ出ない状況。また仲間筋の転売玉も現状では見当たらない。業務ユーザーから指定されている実需サイドは「他の産地銘柄を提案したいところだが代替えする玉が見当たらない」と悲鳴。(東京本社発信)  

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「雑系・Bクラスはひっ迫しさらに上伸」

2024年3月14日(木)15時00分

 関東産雑系・Bクラスは栃木産あさひの夢・とちぎの星、また埼玉産彩のきずななどは1等置場16,500円での成約。産地銘柄などにもよるが、未検も同15,700~16,000円までが成約している。市中への売り物は相変わらず少ない。温かくなり生産者から出荷の打診も若干増えてはいるが「あまりの上値で面食らうことも度々」とのこと。(東京本社発信)  

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「岩手産ひとめが着値17,500円まで成約」

2024年3月13日(水)12時55分

 宮城産ひとめぼれは、成約事例が少ないが1等置場16,500円での成約。売り物は仲間筋からの転売玉で関東着値17,500円での打診。一方で岩手産ひとめぼれは、やはり仲間筋からの売り物が多く、必需サイドでは同17,500円までが成約している。福島産ひとめぼれは1等置場16,400~500円での成約。(東京本社発信)  

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「必須銘柄の不足感強まる」

2024年3月12日(火)16時15分

 下げ材料乏しくジリ高が続くなか、買い手が期待する倉庫事情による調整売りの増加は不透明な状況のようだ。個々で濃淡はあるものの、各地で必須銘柄の不足感が強まっている。ほぼ平年作の地域でも、集荷競争が激しく計画通りの数量確保がままならなかった向きは少なくない。西日本でも上値更新の単発的な調整売りに、必需筋が手を伸ばす場面が多くなってきた。B銘柄の成約例とすれば、熊本産ヒノ2等九州置場16,900円など。(大阪支社発信)  

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「関東産コシが17,000円に迫る」

2024年3月7日(木)13時20分

 関東産コシヒカリは茨城産が1等置場16,900~17,000円、千葉産が同16,900円、栃木産が同16,800円までの成約。福島産は1等置場17,000円までが成約している。未検のコシヒカリは3月に入ってから上伸、産地や条件によって多少のバラツキはあるが置場の15,800~16,300円の商談となっている。(東京本社発信)  

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「外米も視野に」

2024年3月6日(水)12時55分

 国産米の高騰も含め、業務用の安い原料不足から、外米への問い合わせが増えはじめている。コロナ後、需要が回復しており、業務以外にも一部量販店向けへの提案も聞かれる。加州産カルローズで近畿置場240円前後の売り打診。フレコンがメインで入荷しているが、一方で少量の需要も聞かれはじめており、対応に苦慮しているとのこと。(大阪支社発信)  

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「秋田・岩手産こまちは若干の上げ成約」

2024年3月1日(金)14時40分

 秋田産あきたこまちは1等置場17,700円までが成約している。市中への売り物は仲間筋の転売玉が関東着値18,500円絡みがあるものの、現状では見送られている。岩手産あきたこまちは1等置場16,300~500円での成約だが売り物は少ない。(東京本社発信)  

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「手を出せない領域に」

2024年3月1日(金)12時50分

 値上り傾向に変わりはないが、売り指値が通らなくなる銘柄も出だした。例えばゆめぴりかは引合いは多いが、1等で中部・近畿着18,000円を超え、更に同後半の売り唱えに対し見送られる場面が見られるようになった。全体的にここまで急騰すると売りもないが、買い手もついて来られなくなっており、荷動きは低調。(大阪支社発信)  

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「業務用は納入単価の上げがジワリ」

2024年2月22日(木)12時00分

 関東産雑系・Bクラスは1等置場15,700~16,000円、未検は同15,000~15,500までが成約している。業務需要は増えつつも納入価格の折り合いが付かず納品を拒むところが増えている。さりとて同業他社が納入できる余裕があるわけもなく、実質的には納入単価は上がっているとのこと。一方で主力銘柄は、少なくとも東日本ではここ暫くの陽気の良さと、スーパー等での精米販売の減少から、若干だが売り物が増え始めている。一方で仲間筋の上値の転売玉も3月末の引取り期限等の絡みありつつも「手付かず」となった。(東京本社発信)  

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「西日本産手当に苦戦」

2024年2月22日(木)11時20分

 関東・東北産は価格を出せば売り物の案内はある。しかし西日本産はほとんど売り声がなく手当に苦戦している。まだ高値になるのを待っているのか、本当に売り物がないのか事情がわからない。九州ではヒノヒカリ、山陽~近畿ではきぬむすめなど、銘柄を指定しても出てこない。そのためブレンド米への変更も視野にいれ16,500円着までで提案できるものがあれば案内欲しいとの問い合わせも増えてきている。(大阪支社発信)  

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「関東産コシヒカリは上伸も成約は少ない」

2024年2月15日(木)12時50分

 関東産コシヒカリは買いが少ないながらも必需サイドが上値に応じるかたちで茨城・千葉産が1等置場16,500円、栃木産が同16,300~400円までの成約。しかし関東産コシヒカリの全体の荷動きはいわば膠着状態であり成約そのものは少ない。(東京本社発信)  

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「秋田・岩手産あきたこまちの上値は蚊帳の外」

2024年2月15日(木)11時50分

 秋田産あきたこまちは売り物が散見されるものの、産地置場で1等17,300円までの成約で関東着値17,600~700円まで。売りは仲間筋から関東着値17,800~18,200円までがあるが見送られている。岩手産あきたこまちは一部の必需サイドの商談では1等置場16,000円以上の成約もあるが、定期需要の範ちゅうでは同15,500~600円まで。(東京本社発信)  

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【市中聞き齧り】「業務筋は悲喜こもごも」

2024年2月14日(水)14時40分

 「スーパー等は1月からさらに4月からの値上げにも応じてくれそうだが、業務筋はなかなかに値上げに応じてくれないところが多く、また注文も増えつつあり苦戦している」とのこと。ことここに至って「納入を断った」というところが増えており、一方で「まったくの新規の業務筋からの注文が入って困惑している」という話も聞こえてくる。結果としては納入価格がジワリと上がっており、さりとて既存の業務筋には不義理も出来ず「在庫のやり繰りが大変」とのこと。まさに悲喜こもごも。(夷)  

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「選別色強まるも、コシの一段高の気配」

2024年2月14日(水)13時50分

 JA直売契約玉の所有権移転が多い時期を迎え、以前よりは市場にも売り荷が染み出てきた。出るのはすべて、上値歓迎売り。これまで在庫確保を最優先に売り唱えに応じてきた買い手のなかには、上値更新のなか物色銘柄にこだわる動きがでてきたようだ。コシの検査数量減による引き合いが強まる中、希望産地であれば一段高の成約も散見。成約例とすれば、富山産コシ1等建値山陽着16,970円など。(大阪支社発信)  

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「東北産ひとめは上値ありも成約なし」

2024年2月13日(火)10時25分

 東北産ひとめぼれは宮城産が1等置場15,500円、岩手産が同15,500円、福島中通産がやはり同15,500円までが成約しているが、売り物が不足していることには変わりはない。仲間筋からの転売玉はそれぞれに、ほぼ1等置場16,300~500円だが、現状では成約には至ってはいない。(東京本社発信)  

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「上値に伸びつつも市場は縮小」

2024年2月6日(木)14時15分

 青森産まっしぐらは1等置場15,500~600円までの成約。関東産Bクラスも1等置場15,700円まで。ほぼ関東着値換算では16,000円に乗りつつある。関東産コシヒカリは茨城・栃木・千葉産揃って1等置場16,300円まで上値を伸ばしているが少ない売り物が消化されつつも、市場そのものは縮小しつつある。(東京本社発信)  

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「西日本は傍観」

2024年2月6日(木)13時55分

 引き続き、コシヒカリ・あきたこまちの物色は聞かれるが、売り玉があっても、買える価帯が無い状況。現状、西日本産コシヒカリは出づらく、北陸・関東産コシヒカリは出ても1等建値、近畿着16,500~800円がらみ。今までは、上値でもタイミング次第では判断して購入していたのが、ここに来て様子見状態。 時期的に、決算、3月中引取による倉庫事情、気候による倉庫管理、様々な条件で、相場的な期待感は薄くても、選択肢が出てくる可能性に様子見状態が続く。(大阪支社発信)  

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「買い手、積極的になれず」

2024年1月25日(木)13時40分

 売り物が少なく、特に西日本からの荷物が出づらい状況が続いている。そして関東ではコシなど売り物は少しずつ出るがここ1~2か月の価格の上げ幅が大きい。買い手は必需銘柄の他、着値15,000円以下のもの、中米などを物色するが調達は難しい。しかし、かといって買い声に勢いは感じられず一部の高値追いで価格だけが勢いよく上がっているという印象だ。(大阪支社発信)  

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「関東産コシヒカリは16,000円までが成約に」

2024年1月24日(水)10時55分

 関東産コシヒカリは茨城産が1等置場16,000円、千葉産が同16,000円、栃木産が同15,800円までが成約している。売り物は変わらず少ないが、多くの定期需要サイドが沈黙する一方で、少ないながらも必需サイドの買いがいまだに続いている。産地サイドは自社の精米販売の進捗を睨みつつ、あくまでも切り売りの範ちゅう。(東京本社発信)  

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「西日本産手当できず」

2024年1月19日(金)11時50分

 年明け、市中は日に日に売り声が少なくなる一方。特に西日本産は欲しい銘柄、きぬむすめ・ヒノヒカリなど手に入らず苦労している。消費地から分けてもらうことも。全国的にコシヒカリもB銘柄も価格差がなくなり置き場15,000円絡みでの商い。現状は東日本産中心の取引。こちらが躊躇する売り価格にも売り物がでるとすぐ買い手がついてしまう売り手市場の状況が続く(大阪支社発信)  

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「岩手産の売り打診は枯渇気味で相場は堅調」

2024年1月15日(金)14時30分

 岩手産は作況作柄ともに平年並みだったが、他の東北産が芳しくなかったことから引き合いが増え、市中での売り物が少なくなっている。ひとめぼれも同じくジリ上がりで出来秋では1等置場13,500円でスタートしたが、現状では同14,700円までの商談となっている。あきたこまちは、1等米で9月の出来秋は置場14,000円辺りでスタート。他産地同様にジリ高で推移した相場は、12月には置場14,500円での成約。引き取り期限の長いロング契約では置場14,800円辺りも散見されたが、1月からの売り打診は15,000円でのスタート。こまちの未検は置場13,300円辺りから始まり、置場13,800円まで続伸。さらに12月終盤は同14,000円も成約。1月は置場14,600円も成約。未検自体の売り玉も少なく価格は上昇した。一方B銘柄のいわてっこは例年以上に売り打診が少なく、こちらも年末にかけて相場は上昇、1等置場13,600円スタートで12月終盤は同14,300円も成約。未検は300円格差も買い声は引き続きあり、相場も堅調に推移しそうだ。(東北支社発信)  

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「新潟コシヒカリ、塞翁が馬?」

2023年12月22日(金)15時30分

 新潟産コシヒカリ(一般地区)は5年産では11月末段階で30,170俵の実績。しかし当社での年間実績は4年産で31,157俵、3年産では40,515俵であり、然るに扱い実績から推定される進捗率はすでに74~97%に達している。 新潟コシヒカリは3等がほとんどであり当初は売る産地サイドは「買ってもらえるのか?」、買う実需サイドも「精米販売が出来るのか?」と互いに戸惑いながらの取引だった。しかし3等あっての取引価格であり、スーパー等のバイヤーとの価格設定の交渉も功を奏し販売も好調とのこと。市中では売り物がすでに少なく取引価格も上がっている。9月~11月の取引実績と取引価格は下記のグラフの通り。(東京本社発信)  

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「新潟産コシヒカリ2.3等の取引価格(置場)&月計実績(俵)

2023年12月22日(金)15時30分

 

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「関東産コシの5年産実績と4年産年間実績比&推定進捗」

2023年12月22日(金)13時35分

 

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【市中聞き齧り】「中米の供給減はかなり深刻」

2023年12月21日(木)14時25分

 先般にグラフを建てた通りで、くず米無選別の発生の少なさは言うまでもないが、中米はさらに売りが少なく9月~11月の実績は15,723俵、前年同期では88,089俵であったから前年比の18%でしかない。これは供給という点では、かなり深刻な状況。中米の取引価格は並品で着値12,500円から上品で同13,000円での商談となっているが、篩う産地サイドも注文が多いだけに量を賄おうとするのでグレードが落ちている。また小筆の産地のお客さまも「自社使用分を考えると今期の出荷は出来ない」という方々が数多(あまた)いた。一方、雑系は未検で着値14,000円であり、こちらも上値を都度に更新中。本来的に業務用途として価格を調整できる価格差は2,000円であるから精米歩留まりとしては、すでに「合わない」領域に入っている。(夷)

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*社告 「年末年始休暇のお知らせ」

2023年12月20日(水)16時25分

 日頃よりご利用いただきありがとございます。当社では、年末年始休暇の期間は令和5年12月29日(金)より令和6年1月8日(月)までとさせていただきます。通常営業は1月9日(火)からとなります。ご不便をお掛け致しますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。 

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「西日本産コシの品薄感強まる」

2023年12月19日(火)16時10分

 西日本産コシの引き合いが強まっている。中間銘柄を中心とした在庫積み上げによる上値追随の中、コシなどのA銘柄との価格差が非常に圧縮され新規売りが途絶えている。コシから他銘柄への作付け転換が進んだ産地や、作況がやや不良となったコシ産地が多い。三重・滋賀・兵庫・岡山・島根・鳥取・徳島の7県産コシの合計検査数量は、前年比約10,000トン強減少した。県外からの集荷競争も例年にも増して激しかったため、荷はより一層分散化され概ね売り手には荷余り感がないと伝わる。今後着値1等基準15,000円超えも、ある程度は止む無しとする必需の声もちらほら。(大阪支社発信) 

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「5年産くず米無選別の実績は前年同月比56%」

2023年12月19日(火)15時15分

 

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「まっしぐらは出来秋から1,000円以上の上伸」

2023年12月18日(月)14時10分

 青森産まっしぐらは出来秋早々の9月初旬では1等置場13,000円で商談がスタートしたが、津軽地区での作柄の不良と反収落ちから庭先価格が上がって9月中旬以降は同13,300円まで取引価格が上がった。以降は買いに対して売りの不足が常態化しさらに上伸、11月には同13,500~600円、12月に入ってからは必需筋の買いから同14,000円さらに現状では同14,300~400円迄が成約にいたっている。(東京本社発信)

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「アイテムを変えるにも代替えも厳しい」

2023年12月13日(水)12時00分

 通年を通して提案をしている北海道産ななつぼし、ゆめぴりかは、思うように市場では拾いづらい状況が続く。ゆめぴりかはコンテナ単位で、近畿着16,600円?後半がらみのスポットの商い。ななつぼしは、ほとんど売り玉は聞かれず、消費地倉庫の調整玉が聞かれても、運送をかけると16,000円がらみ。それでもタイミング次第で出れば判断材料にはなる模様。ななつぼしに関しては、今後アイテム変更の声も一部聞かれたりするが、まとまった数量の代替えも容易ではない。(大阪支社発信)

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「関東コシ・雑系はジリ高が止まらず」

2023年12月11日(月)13時15分

 関東産コシヒカリは茨城・栃木・千葉産がそろって1等置場14,600円迄が成約しており、年内の手当てはほぼ終了した。すでに年明けの買い打診も入るものの、産地サイドは「それは年が明けてから仕切り直し」とのこと。関東産Bクラスはコシヒカリの上値を追うように12月に入ってからは1等置場14,100~200円迄が成約。(東京本社発信)

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「岩手産も続伸」

2023年12月8日(金)9時30分

 各県相場があがっている状況で岩手産も同じ。あきたこまちは出来秋置場14,000円で始まり、10~11月は置場14,200円、12月に入り置場14,500円も拾われている。引き取り納期が長い場合などの条件によってはその上も商談の視野に。ひとめや銀河のしずくも同様。いわてっこは検査1等が置場13,300円から始まり現在は置場13,800円も成約。未検は300円安が目安。ただし売り玉は少なく、でれば荷動きは早い。

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「地元志向」

2023年12月7日(木)16時45分

 西日本では今年産は遠方から運ぶ商談が少ない。関東産など近年まで価格的魅力で大量に移入されてきた銘柄も、また東北の有名どころ、広域流通銘柄に対しても例年ほどの買い引合いがない。これらは売り物が少なくかつ高額ということもあり、買い手はヒノヒカリなど地元や近隣産地のもので間に合わそうとする傾向が圧倒的に強くなっている。特に銘柄問わず着値15,000円以下のものを探している。また、銘柄指定なら新潟コシやゆめぴりかには引続きの買いがある。(大阪支社発信)

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【市中聞き齧り】「間尺に合わなければ、止めるが得策」

2023年12月6日(水)13時15分

 最近よく耳にするのは、価格あるいは特売のアイテム設定やその頻度などで条件の厳しいスーパーや業務ユーザへの対応の変化だ。明けて1月からの価格改定に向けて皆がそれぞれにアタマの痛い状況ではある。しかし利益どころか算盤に合わない要求を突き付けてくる販売先は後を絶たない。現状では、仕入れの段階で着値15,000円を超えた段階で、言うまでもなく精米販売は間尺に合わなくなる。さらにスーパー等からの頻繁に要求される特売など。そこでよく聞くのが、高額となった産地銘柄については「スーパーに棚(ブース)を返す」、また業務用についても「売価の上げに応じなければ取引を止める」というもの。一方でスーパー等から高額となった産地銘柄の新規納入の打診が後を絶たないという。曰く「そのために必要な数量だけを産地のJAから年間契約で仕入れている。余分に販売するものなどありはしない」と。(夷)

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「福島産品薄で高騰」

2023年12月1日(金)13時40分

 「福島産は他県同様売り玉少なく価格もジリ高で推移。中通り産のコシヒカリ1等が、出来秋13,700円あたりから始まり、現在は14,300円での成約も散見。同ひとめぼれ1等も13,500円スタートが置場14,000円も買い手がつく状況。雑系にも引き合い多く、置場13,400円から始まった天のつぶ1等は現在置場13,800円あたりでの買い打診もあり、条件によりさらにその上も物色中。関東産も相場上昇の中で福島産も追いかけるように上がってきている。(東北支社発信)

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「関東産コシ・雑系ジリ上げで売りが模様眺め」

2023年11月30日(木)14時10分

 関東産コシヒカリは産地集荷サイドの在庫はいまだあるものの、ジリ上げが続いていることから、売り物が膨らまない状況。茨城産は1等置場14,300~400円、千葉産が同14,300~400円、栃木産が同14,300~400円での成約となっている。コシヒカリ未検は同13,700~14,000円。関東産Bクラスは栃木産あさひの夢、とちぎの星、埼玉産彩のきずななどは1等置場14,000円まで、雑系未検は高温障害によるシラタなどの2.3等格ですら置場13,500円までの値が付く状況。(東京本社発信)

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「西日本は、なかなか手当できず」

2023年11月30日(木)13時15分

 西日本産は依然売り声が少なく市中での取引は九州産ヒノヒカリ2等置き場14,200円、雑銘柄2等14.000円が小商い程度。買い希望は銘柄問わずの検査玉14.500円着、未検玉14,000円着と売り手には好条件に思われるがなかなか手当できない状況。中米・くず米も極端に少なく裾物での代替えでやむなくやりくりしているとの声も聞く。(大阪支社発信)

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「増加する引き合いが蔵出しを誘発」

2023年11月22日(水)17時20分

 集荷競争が激しく荷の集まりが芳しくない向きが多いなか、上値歓迎の切り売り打診が散見された。なかには未引取分の前払いを生産者から要望されたり、収穫終盤の地場産米の荷受けのためと思われる調整売りが限定的ながらみられる時期になったようだ。必需の積み増しを図る若干の上値容認やむなしの雰囲気のなか、例えば九州産ヒノヒカリ1等近県着14,600円の成約などがみられる。引取期限に双方ある程度の歩み寄りができれば、少なからずの向きが押さえを入れることになりそうだ。(大阪支社発信)

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【市中聞き齧り】「千葉ヒメノは産地に眠っている?」

2023年11月17日(金)16時45分

 ヒメノモチの価格が高騰している。千葉産では8月末には出回るが1等置場14,000円でのスタート。しかし「山形産の作柄が芳しくなく、胴割れ多し」との報から、千葉産に買いが集中して9月中旬には同15,000円まで上伸した。またさらに年末需要に向けての買い引き合いが増える10月中旬には同16,000円となった。現状ではヒメノモチの必需筋からの買いが入るに至っては同17,000円までの成約が散見されている。さて、千葉産ヒメノモチは「本当にないのか?」ということになるが、小筆の算数では「然(さ)に非ず」。当社の千葉産ヒメノモチ検査の4年産の年間扱い数量は1万2,082俵だった、一方で5年産は11月17日現在まで取引実績は5,505俵に過ぎない。さらに5年産の作付けは4年産とは変わらないと聞く。小筆の拙い算数で推計される販売進捗は、年の瀬を目前に45.6%でしかない。(夷)

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「秋田産あきたこまちに買い声続く」

2023年11月17日(木)13時55分

 秋田産あきたこまちは、9月の出来秋置場14,000円辺りから始まり、11月までに置場14,600円辺りまでジリ高で推移してきた。ここへきて売り打診が減少、納期等の条件次第では更に上値も物色中。また、2等米も300円格差で引き合い強い。作況指数が昨年同様100以下のようで現地でも荷余り感はなさそうで、値頃な玉は荷捌きが早い。(東北支社発信)

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「まっしぐらは少ない?しかし消化の進捗は速い」

2023年11月16日(木)13時50分

 青森産まっしぐらは9月初旬からの商談からスタートは1等置場13,000円での成約。しかし収穫が進むにつれて津軽地区を中心に作柄が芳しくなく、さらに反収が落ちていることなどで集荷競争がヒートアップし庭先価格が上昇した。やがて10月初旬には同13,300円まで、10月中旬以降は13,500円、現状では同13,600円までの成約となっている。しかし津軽地区の集荷価格は結果としては高く、13,600円以上の売り指値となる可能性がある。因みに4年産での当社のまっしぐらの検査の年間扱い数量は6万6,197俵、9月初旬から1年前の本日11月15日までの扱い数量は1万3,484俵。しかし5年産では「売り物が少ない」と言われつつも、前年同期間では1万9,760俵で4年産の同月比147%と消化の進捗は速い。(東京本社発信)

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「もち米 正月需要は一巡」

2023年11月14日(火)13時00分

 今年はうるち、もち米共に、契約枠以上の高値取引。熊本産ヒヨクは置場15,000~300円スタートで毎年の需要もとには一巡。佐賀産ヒヨクは1等・2等含め置場16,000~16,200円がらみのスタートにスポットの商い。今年の佐賀産は契約もちを優先に消化する声も聞かれ、市場での引き合いはチラホラ。品質面は全体的に悪いわけではないようだが、胴割れ傾向は聞かれ、歩留まり懸念は聞かれる。(大阪支社発信)

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「関東コシ、雑系は年内一服か?」

2023年11月13日(月)14時25分

 関東産コシヒカリは、千葉産が1等置場14,100~200円。茨城産が同14,100円、栃木産が同14,100~200円迄の成約だが、実需レベルでは年内の手当てはほぼついており、それ以上の上値は見送られている。関東産雑系・Bクラスは、栃木産あさひの夢・とちぎの星が1等置場13,800円、千葉産ふさおとめ・ふさこがねが同13,800~900円など。雑系の未検米は埼玉産の2~3等格などで同13,300~400円。(東京本社発信)

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「はえぬき、11月に入り1万4千円を超える」

2023年11月10日(水)11時30分

 山形産はえぬきは9月の始まりは置場13,700~800円で推移したが、11月に入り置場14.000~100円で小動き。売り物は少なく、2等玉の取引も散見さていた。売り打診置場14,300円は見送られているが、全体相場がジリ高傾向にある為、この先食指が伸びる可能性もある。(東北支社発信)

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「小さい銘柄間の価格差」

2023年11月9日(水)12時10分

 九州産ヒノヒカリは2等で置場13,800~14,000円、西日本産きぬむすめも大体同値、またコシヒカリも有ったり無かったりだが買い手の欲しい価格は近県産1~2等で置場14,000円辺り。14,000円がらみで価格が詰っており、売り物が少ないなか銘柄間格差がぼんやりしている。(大阪支社発信)

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「ヒヨクモチ始まる」

2023年11月1日(水)13時00分

  ヒヨクモチが始まった。熊本産2等置き場15,200~300円品質は今のところ心配なさそう。今年は東北・関東産のヒメノモチが高値ということもあり東からの買い声も聞こえてくる様子。今年はうるちもモチも先が読みづらく買い時が難しい。熊本産はうるちもモチもそれなりに取れてはいるようだが、荷物があるうちの手当が賢明かも。(大阪支社発信)

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「収穫量減が、近郊産米物色を助長」

2023年10月24日(火)14時00分

  収穫が晩生品種へと進むにつれ西日本各地でも、地場産米の手当てが計画通りにいかないという声が広がっている。少なからずの地域で高温障害による単収減や銘柄の作付け変化が、収穫量減少や晩生品種への影響を心配されているようだ。例えば、三重ではコシから業務用米に作付け転換が進められている。九州ではヒノヒカリなどが、非主食用米に作付け転換を進められている。近郊産米への問い合わせが多く寄せられる中、成約例としては島根産コシ商人玉が先月の初受検段階から200円上値の1等建値、産地置場13,800円の事例もみられる。(大阪支社発信)

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「くず米無選別は極端に少なく、中米もひっ迫が必至」

2023年10月4日(水)15時15分

 くず米無選別は少なくとも東日本では発生が極端に少ないとされ、例年の1/3程度と伝え聞くところも。現段階では関東産1.8~1.85下基準で置場120~125円、東北産1.9下基準で同130円までの商談となっている。中米も一部で商談が始まっており、並品で置場11,000円、上品では同11,500円絡みの商談となっている模様。また中米については、主食用に手当てされるものよりは、むしろくず米搗精サイドの原料白に供される需要が例年より大きくなるため、中米そのもののひっ迫は必至となる。(東京本社発信) 

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「西日本産は売り物待ち」

2023年10月4日(水)15時10分

 西日本産の売り物は現状潤沢には出ず、買い手の売り物待ち状態。欲しいところは岡山産あきたこまち、島根・岡山産のきぬむすめ。きぬむすめは年々人気が出る銘柄で複数買い声が聞こえる。コシヒカリは島根産1等置き場13,600円・広島産14,000円に若干の商いが見られる。品質面では東玉同様2等米が多く見受けられる。(大阪支社発信) 

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「ヒメノモチ、千葉産は上々の出来、山形には懸念」

2023年9月13日(水)17時20分

 新米の千葉産ヒメノモチは8月末には商談が始まっており、1等置場14,000円でスタート。4年産の終値が近県着値14,300円であり、また5年産の主力地域のJAの買取り価格が13,500円ほどとなり、庭先は税込み14,000円絡みまでになったとのこと。現状の取引価格は上値で同14,500円まで。4年産の前8月末のスタート値は1等置場12,000円であり、2,000~2,500円の上値となっている。一方で千葉産と並んで市中での商談の多い山形産は、作付けそのものは平年並みとのことだが、作柄については胴割れ等による落等が多々発生している地域があり品質に対する懸念が拡がっている。(東京本社発信) 

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「関東産コシヒカリも買いが先行、居所上がるか?」

2023年9月13日(水)12時40分

 関東産コシヒカリは先の雨天から集荷が滞っており「いまだ期待したほどに積み上がっていない」状況。また「反収が1~2俵ほど落ちている田んぼもある」とも。茨城・栃木・千葉産ともに1等建値置場13,300円での商談、成約だったが、ここに来て同値での売り物は随時消化されており、当社の「売りメニュー」から一時的ながらも売り物が消える展開にも。(東京本社発信)  

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「新潟・富山産コシは乳白が中心で2等の売り物」

2023年9月12日(火)12時25分

 新潟産コシヒカリはすで一般地区での集荷が始まっている。作柄はやはり高温障害による乳白等で2等が主力となりそうで3等も散見される。現状での売りは2等の置場14,500~600円。また富山産コシヒカリの売りも始まっているが、乳白が中心の2等では中部・近畿着値14,000円までの売り物。(東京本社発信)  

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「関東産早生は物色され続伸、コシに迫る」

2023年9月7日(木)13時20分

 関東産は早生が変わらず物色される展開で成約価格も上値が都度に更新されている。千葉産ふさおとめが1等置場13,100~200円、ふさこがねが同12,900円で成約し買い注文が入っている。茨城産は一番星、ふくまる等の早生銘柄が同12,800~900円での成約となっている。関東産コシヒカリは茨城・千葉・栃木それぞれに1等置場13,300円だが、5年産への切り替えが遅れており買い引き合いはそれほどでもない。関東産あきたこまちは茨城産で1等置場13,200~300円で揉み合い。千葉産は少なく物色されている。(東京本社発信)         

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「品質と価格との兼合い」 

2023年9月7日(木)12時55分

 関東産新米が市場に出だしたが、関西では関東産依存が薄れており数年前ほどの買い注文は来ない。また等級落ちの割合が例年より高くなりそうで品質も気になるところ。2等格差が300円しかないなかで割安感を感じられるかどうか。しかし、例えば平成22年産埼玉B銘柄は2等格~規格外クラスが多かったが、サンプル取引き主体の未検米は安いので逆に買い手は好感を持った。(大阪支社発信)          

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「新しいホームページへの移行について」

2019年7月31日(水)9時10分

新しいホームページへの移行に際して、すでにご報告している通り、マーケット概況等は現状通りどなたでもご覧になれますが、「売り買いメニュー」については、当社の顧客さまのみの閲覧とさせていただきます。何卒ご了承ください。 「売り買いメニュー」の閲覧については、所定の手続きにより当社へ登録をしていただき、且つ取引の実績が必要です。手続き、登録等についての費用、保証金の類は一切かかりません。お問い合わせは電話でのご連絡はもちろんのこと、このホームページから資料請求も受け付けております。宜しくお願い申し上げます。

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